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【掲載情報】スヴェンソン Cosmetics Marketing事業部「天然由来成分 チャーガ」について

 

2020年 11月20日の自費研onlineにて弊社が共同研究成果で特許を取得した「天然由来成分 チャーガ」についてご掲載いただきました。

▼下記より掲載記事をご確認いただけます。
「育毛治療の新たな切り札! 天然由来成分『チャーガ』とは一体なんなのか?」

 

■天然由来成分「チャーガ」について

株式会社スヴェンソン Cosmetics Marketing事業部は、徳島大学大学院医歯薬学研究部 柏田良樹教授との共同研究「民族伝統薬物に関する研究 -チャーガ由来の発毛・育毛活性成分の探索研究-」(2018年5月発表)の研究成果である5種の育毛促進成分及びそれらを有効成分とする育毛剤等の特許(特許番号:6582322)を2019年9月13日に取得いたしました。

 

■民族伝統薬物に関する研究結果をもとに育毛に関する特許取得(特許番号:6582322)

共同研究の成果として、特許(発明の名称「毛乳頭細胞増殖促進剤、線維芽細胞増殖因子-7(FGF-7)産生促進剤、血管内皮増殖因子(VEGF)産生促進剤、インシュリン様増殖因子-1(IGF-1)産生促進剤、肝細胞増殖因子(HGF)産生促進剤及び育毛剤」)を取得しました。
研究対象となった「チャーガ」(タバコウロコタケ科カバノアナタケInonotus obliquusの菌核)は日本、ヨーロッパ、アジアおよび北アメリカ等の北半球に広く分布し、ロシアの西シベリア地域では“がんの民間療法”に利用されています。このため抗腫瘍作用に焦点が当てられた研究が盛んに行われ、また、抗酸化作用、抗炎症作用、抗HIV、抗HSVおよび抗インフルエンザウイルス作用ならびに糖尿病や動脈硬化などの予防効果を有することが報告されています。
一方、その抽出物が健康な毛髪の維持のために、洗髪に伝統的に利用されている地域がありますが,染髪を目的に使用されているとの報告があるのみです。研究チームは「チャーガ」が染髪のみだけでなく、発毛・育毛作用を有する可能性があると考え、民族伝統薬物研究の一環として、「チャーガ」の含有成分探索を行いました。正常ヒト頭髪毛乳頭細胞(HFDPC)に対する増殖促進活性を指標に成分の分離を行い、5種の化合物を活性成分として単離し、いずれも対照薬剤のミノキシジルを上回るHFDPCの増殖促進活性を示すことを明らかにしました。本成果を学術誌に発表*するとともに、今回、特許を取得しましたので報告いたします。
* Sagayama, K.; Tanaka, N.; Fukumoto, T.; Kashiwada, Y. J. Nat. Med., 2019, 73, 597-601.

 

■スヴェンソン Cosmetics Marketing事業部について
http://svensongroup.co.jp/business/cosme.html

【本件に関する報道関係者お問い合わせ先】
株式会社スヴェンソン 広報担当
TEL:03-3586-0016 / E-mail:press@svenson.co.jp

 

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