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医療用ウィッグブランドが、がん患者様の声から開発。脱毛中の頭皮に刺激を与える“縫い目”を無くした「やさしい帽子」シリーズ

11月1日(木)より全国のスヴェンソンレディス店舗、病院内売店にて順次販売開始

 

ヘアケアメーカーの株式会社スヴェンソン(本社:東京都港区、代表取締役 兒玉義則)は、がん治療中で脱毛した患者様の声をもとに開発した、縫い目を無くした「やさしい帽子」シリーズ5商品を、11月1日(木)より全国のスヴェンソンレディス店舗と病院内の売店にて順次販売を開始致します。

抗がん剤の副作用により脱毛した頭皮は刺激を受けやすくなり、一般的に販売されている帽子にある“縫い目”は、そのような患者様にとって強い刺激となります。また、脱毛した頭皮は、毛髪のある状態に比べ汗がにじみやすいため、帽子には吸汗性が高く、洗濯が可能な素材が必須となります。

今回新しく発売する「やさしい帽子」シリーズは、脱毛中の頭皮に強い刺激を与える“縫い目”をなくしたり、直接縫い目が当たらないようにシームレス縫製を施すなど、患者様にやさしい医療向け帽子シリーズです。長年にわたる医療用ウィッグの提供を通じ年間約4万人のがん患者様と接してきた背景から、患者様の声を一つ一つ検証し、被り心地から着用の際のシルエット、デザインまでこだわりました。

日本国内でがんに罹患する確率は男性62%、女性47%と、約2人に1人ががんに罹患しています(※1)。また近年、治療しながら働く方も増加傾向にあり、副作用による外見変化を補う外見サポートの必要性も増しています。スヴェンソンでは、お客様の声を反映しながら、医療用ウィッグの提供や、がん患者様の悩みや疑問に答える情報提供などを通じて今後も患者様の生活をサポートしてまいります。

(※1):国立がん研究センター「最新がん統計」より

 

≪商品紹介≫

■無縫製(ホールガーメント)「やさしい帽子」シリーズ

 

■シームレス縫製 「やさしい帽子」シリーズ

 

【スヴェンソンに関する報道関係者お問い合わせ先】

㈱スヴェンソン 広報担当(㈱スヴェンソンホールディングス内) 

TEL:03-3586-0016
mail:press@svenson.co.jp

 

<参考資料>
【スヴェンソンのがん患者さんへの取り組みについて】

当社は医療用ウィッグを販売する企業ですが、ウィッグを通じて患者さんやご家族の不安・悩みを知ることで、治療で必要となる様々なモノ・コトの提供に取り組んできました。

●モノの提供
乳がん患者さん向けの水着や下着、副作用をカバーする外見ケアアイテム等、患者さんが治療中の生活で必要とされる商品をトータルに集めた通販事業「PreSta(プレスタ)」を世の中に先駆けて展開。通信販売や店舗販売を展開しております。また、全国の病院にカタログを設置し、多くの患者さんがパンフレットをお手に取っていただけるように活動しております。
・プレスタ URL(http://presta4u.jp/

●情報の提供
患者さんの生活に役立つ情報を集めた無料の情報誌「Massel(マッセル)」を2014年より全国の病院内に配布。2017年11月よりWEB版も開設しました。
医療従事者向けには、育毛理論や毛髪に関する高度な知識を備えた毛髪技能士の資格を持つ当社スタッフが、病院内の相談会や勉強会などで「脱毛・頭皮ケア」の情報提供を定期的に開催しております。
・ Massel WEB URL(https://ladys.svenson.co.jp/massel/


●治療中のケア体験セミナーを開催
顔色を明るくみせるメイク、ネイル、リンパ浮腫緩和マッサージなど、各種専門の講師による治療中に役立つ無料のセミナーを店舗で開催しております。患者さんだけではなく、患者さんに指導される看護師の方にもご参加いただいております。

●“心のケア”についての取り組み
がんを宣告され、患者さんやご家族が抱える不安・悩みを解消したいという思いのもと、一般社団法人がん哲学外来が展開する「がん哲学外来 メディカル・カフェ」の活動に賛同し、店舗スペースを開放して開催。
当社の顧客だけでなく、地域の患者さん・ご家族・医療従事者が集い、対話によって不安・悩みを解消しています。現在は全国店舗18箇所で開催しております。

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